未婚者や離婚者は心臓発作で死亡しやすい

(2016年10月) "Social Science & Medicine" 誌に掲載されたデューク大学の研究によると、既婚者に比べて未婚者や離婚者は心臓発作で死亡するリスクが高くなります。

研究の概要

心臓発作になった高齢の米国人男女 2,197人のデータを用いて、既婚者・未婚者・離婚者・未亡人で心臓発作後に死亡するリスクを比較したところ、未婚者・離婚者・未亡人は既婚者に比べて死亡率が高くなっていました。

継続的に既婚状態にある人に比べて、結婚したことが無い未婚者は73%、離婚したっきりで再婚していない人は70%、夫と死別した未亡人は34%の死亡率増加でした。

心臓発作で死亡するリスクはさらに、婚姻状態の解消(*)が1回増えるごとに12%増加し、(人生において)婚姻した状態で過ごした期間が占める割合が10%(†)増えるごとに7%減少していました。

(*) "marital loss" を訳したもの。 定義は不明ですが、この研究においては離婚や別居だけでなく死別も含んでいるような気がします。

(†) 原文では「1/10」。
社会経済的状態(収入・職業・学歴など)・健康状態・精神状態など色々な要因を考慮しても、心臓発作後の生存率には婚姻状態が最も強く影響していました。