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夫婦関係が悪化すると夫の血圧が上がる。 最初から悪いなら上がらない

(2017年10月) ブリストル大学などの研究チームが夫婦関係の改善/悪化と夫の健康状態との関係について調べた結果が "Journal of Epidemiology & Community Health" に発表されています。

研究の方法

英国に住んでいて子供がいる既婚男性620人を対象に、夫婦関係を調査開始の時点およびその6.4年後に調査したのち、調査開始から18.8年後に血圧・安静時心拍数・BMI・血中脂質値・空腹時血糖値といった心血管疾患(心臓病や脳卒中)のリスク要因を検査しました。
6.4年間における夫婦関係の変化を2つの時点で調べ、その約12年後に血圧・安静時心拍数・BMI・血中脂質・空腹時血糖値を検査したというわけです。
そして、6.4年間における夫婦関係の変化のパターンに応じて男性たちを次の4つのグループに分け、グループ間で心血管疾患のリスク要因を比較しました:
  1. 夫婦関係が安定的に良好である
  2. 夫婦関係が改善した
  3. 夫婦関係が悪化した
  4. 夫婦関係が一貫して悪いまま

結果

主な結果は次の通りです(比較対象はいずれも「夫婦関係が一貫して良好であった場合」):

夫婦関係が改善した場合

  • LDLコレステロール値が0.25mmol/L低かった。
  • BMIが1.07低かった。

その他の項目に関しては、夫婦関係が一貫して良好であった場合とで違いが見られませんでした。

夫婦関係が悪化した場合

その他の項目に関しては、夫婦関係が一貫して良好であった場合とで違いが見られませんでした。

夫婦関係が一貫して悪い場合

血圧・安静時心拍数・BMI・血中脂質・空腹時血糖値のいずれに関しても、夫婦関係が一貫して良好であった場合とで違いが見られませんでした。