妊娠中に牛乳を飲んでいると産後に抑鬱が生じにくい?

(2016年9月) "Nutrition Research" 誌に掲載された愛媛大学などの研究によると、妊娠中に牛乳を飲んでいると産後に抑鬱が生じにくいかもしれません。

研究の方法

1,300人超の女性を対象に、妊娠中にアンケート調査を実施して過去1ヶ月間における食生活を調べ、出産してから3~4ヶ月が経過した頃に抑鬱症状の有無を調べました。

そして、乳製品の摂取量に応じてデータを4つのグループに分けて、出産後に抑鬱が生じるリスクを比較しました。 データの分析においては、年齢・子供の数・家族構成・鬱の病歴・家族歴・職種など抑鬱のリスクに影響する様々な要因を考慮しました。

結果

妊娠中に牛乳を飲む量が最も多かったグループは飲用量が最も少なかったグループに比べて、産後に抑鬱が生じるリスクが49%減っていました(ただし、p=0.12)。

牛乳以外の乳製品(ヨーグルトとチーズ)や、カルシウム、ビタミンDの妊娠中における摂取量と産後の抑鬱リスクとの間には関係が見られませんでした。