妊娠中に道路騒音がひどいと生まれた子供が8才のときのBMIが大きかった

(2018年6月) "Epidemiology" 誌に掲載されたノルウェー公衆衛生機構などによる研究で、妊娠中に道路騒音にさらされていると、生まれた子供が8才になった時点でBMIが大きい(太っている)という結果になりました。

研究の方法

ノルウェーに住む女性 6,963人を対象に、妊娠中にどの程度の道路騒音にさらされているのかを平均で3回ほど調べました。 さらに、6,403人の子供(*)が8才まで育つうちに、さらされていた道路騒音の程度を平均で2回ほど調べました。
(*) 妊娠中(胎児のとき)にも調査対象となったのは 4,587人。

そして、生後18ヶ月および3才・5才・7才・8才の時点で体重と身長を測定してBMIを算出し、胎児のときや幼少期にさらされていた道路騒音の程度との関係を分析しました。

結果

妊娠中にさらされていた道路騒音のレベルが最高(denが67.2dB以上)だったグループは最低(Ldenが45dB以下)だったグループに比べて、8才の時点でのBMI値が0.35kg/m大きいという結果でした。

子供が生まれて育つ間の道路騒音のレベルと子供のBMI値との間には関係が見られませんでした。

解説

妊娠中の交通騒音が母体にストレスを引き起こすために生まれる子供が太りやすくなるのかもしれません。 これまでの研究に、妊娠中にストレスがあった女性から生まれた子供は太りやすいという結果になったものがあります。