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妊娠中に肉を食べないと、生まれる子供が未成年のうちから酒・タバコ・麻薬に手を出しやすい

(2017年10月) "Alcoholism: Clinical and Experimental Research" 誌に掲載された米国立衛生研究所(NIH)などの研究によると、妊娠中に肉を避けていると生まれる子供が未成年のうちから酒やタバコや麻薬に手を出すリスクが増えてしまう恐れがあります。

研究の方法

5,109人の妊婦の食生活をアンケート調査で調べ、生まれた子供が15才になったときに子供たちの飲酒・大麻使用・喫煙の状況を調べました。

結果

妊娠中に肉を毎日食べていた妊婦に比べて肉をまったく食べていなかった妊婦では、生まれた子供が15才になった時点ですでに飲酒しているリスクが75%、喫煙しているリスクが85%、大麻に手を出しているリスクが170%高くなっていました。

アドバイス

肉を食べない場合にこうしたリスクが増えるのはビタミンB12不足が胎児に悪影響を及ぼすためだと考えられます。 したがって肉を食べたくなければムリに肉を食べなくても、ビタミンB12を含む植物性の食品を意識的に食べるか、ビタミンB12のサプリメントを飲むと良いでしょう。

ただし、ビタミンB12のタイプによっては人体では利用されません。 例えば、スピルリナのサプリメントには大量のビタミンB12が含まれていますが、そのうちの8割ほどはアデニニルコバミドという人体では利用されないタイプのビタミンB12です。 同様に、アワビ・赤貝・シジミ・まつぶ貝などの貝類に含まれるビタミンB12も大部分は人体で利用されません。 貝類でもアサリに含まれるビタミンB12であれば人体が利用可能です。

植物性の食品で人体が利用可能なビタミンB12を比較的豊富に含有しているのは、テンペと呼ばれる大豆発酵食品や、青のり浅草のりです。 納豆にもビタミンB12が含まれていますがテンペには及びません。

ビタミンB12は熱に弱いので、食品を保存および調理する際に注意が必要です。