AMDのリスクは酒池肉林で増加し魚で低下する (メタ分析)

(2018年7月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたメタ分析で、加齢性黄斑変性(AMD)になるリスクが肉と酒で増加するが魚で下がるという結果になりました。
Monica Dinu et al. "Food groups and risk of age-related macular degeneration: a systematic review with meta-analysis"

加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性(AMD)は網膜が劣化する病気で、高齢者における視力低下や失明の主因となっています。 AMDのリスク要因は加齢のほか遺伝や喫煙などです。

メタ分析の方法

食生活とAMDになるリスクとの関係を調べた26の研究論文(2018年1月までに行われたもの。いずれも前向き研究)のデータを分析しました。 データに含まれる人数は21万人超、AMDの症例数は 7,154件でした。

結果

主な結果は次の通りです:
  1. を食べる量が最大の場合は最少の場合に比べて、AMDになるリスクが18%低かった。
  2. の摂取量が最大の場合は最少の場合に比べて、初期AMDになるリスクが17%高かった。 後期AMDについてはリスクの差はなかった。
  3. 飲酒量が最大の場合は最少の場合に比べて、AMDになるリスクが20%高かった。
  4. 野菜・果物・ナッツ類・穀類・乳製品・食用油・バター・マーガリンの摂取量とAMDリスクとの間には関係が見られなかった。