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肉を食べたがるのが社会的地位への欲望の表れであることも

(2018年9月) "Appetite" 誌に掲載されたモナシュ大学などの研究によると、主観的な社会経済的状態が肉を食べる量に影響している可能性があります。
Eugene Y. Chana & Natalina Zlatevskab. "Jerkies, tacos, and burgers: Subjective socioeconomic status and meat preference"

主観的な社会経済的状態

「社会経済的状態(SES」とは収入・職業・学歴などのことで、「主観的な」とは実際にどうであるかにかかわらず自分でどう思っているかということです。 したがって「主観的なSES(sSES)」とは、実際の年収や学歴などにかかわらず自分の社会的な地位をどのように考えているかということです。

例えば、職種・年収・学歴が同じ人であっても、周囲の環境(住んでいる地域など)や本人の視野の高さや価値観などによって、自分のSESに関する認識が異なることが考えられます。

研究の背景

むかしむかし、肉を食べることができたのは強い者だけでした。 そのため人類は、肉を食べることを社会的な地位の表れだとみなしてきました。 このような肉と社会的地位との象徴的な関係は現代にも残っています。

したがって、sSESが低い人がsSESの低さを心理的に補おうとして、社会的地位の象徴である肉を好んで食べている可能性が考えられます。

研究の概要

sSESと肉食の関係を調べる3つの実験を行ったところ、sSESが低い人は高い人よりも肉ベースの食品を好みました。 そして、こうしたsSESと肉食の関係の源となっているのが空腹や権力ではなく地位に対する欲求であることも明らかになりました。 植物性食品とsSESとの間には、肉とsSESとの間に見られたような関係は見られませんでした。

実用性

研究グループによると、例えば次のような人が今回の研究結果を利用することが考えられます:
  1. 患者の健康状態改善のために肉を食べる量を減らさせたい医師
  2. 肉食(畜産業)のせいで地球温暖化が悪化すると主張するエコロジスト

セリフのサンプル

具体的にどういう風に説くかというと、次のような感じでしょうか:
  1. 「肉ばかり食べたがるのは『わたしは自分の社会的地位を上げたくて仕方ありません』と周囲に宣言しているようなものですよ」
  2. 「肉を好むっていうのは、あなたが社会的地位に囚われる俗物だってことです」
社会的地位を上げたいという欲望を人に知られても恥ずかしく思わない人や、自分が俗物であることに対して肯定的な人には効果がなさそうです。