認知機能の維持には、やっぱりメディテラネアン・ダイエット? (レビュー)

(2018年7月) フラデツ・クラーロヴェー大学(チェコ)の研究グループが、食生活の改善により認知機能の低下を防ぐ方法について調べた既存の研究の成果をまとめたレビューが "Nutrients" 誌に掲載されています。

レビューの概要

2014年から 2018年6月までに発表された12の研究(いずれもランダム化比較試験)に目を通し、次の結果となりました:
  1. 健康な高齢者であれば、食生活の改善によって認知機能が良い影響を受ける。
  2. その際には、特定の食品ばかりを食べたり脂肪摂取量を減らしたりするよりも食生活全体を改善するのが効果的である。
  3. 食生活全体を改善する方法として色々な食事法が考案されているが、認知機能の維持や改善においては、各種の食事法の中でもメディテラネアン・ダイエットが効果的であるように見受けられる。
  4. 食生活の改善だけよりも、食生活の改善と運動や認知機能トレーニングなどを組み合わせた多角的なアプローチのほうが効果的であることを示す研究もある。