メラトニンの膵臓ガン治療への利用の可能性(レビュー)

(2018年9月) カーシャーン医科学大学(イラン)などの研究グループが、メラトニンの膵臓ガン治療への利用の可能性についてまとめたレビューを "Journal of Cellular Physiology" に発表しています。
Omid Reza Tamtaji et al. "Melatonin and pancreatic cancer: Current knowledge and future perspectives"

レビューの概要

  1. 膵臓ガンは初期症状がなく診断が遅れるために死亡率が高いガンである。 膵臓ガンは放射線療法や化学療法が効きにくいガンでもある。
  2. 膵臓ガンの病態生理には複数の炎症経路が関与している。
  3. メラトニンは...(原文が次のように滅茶苦茶で正確に理解するのは不可能)
    "Melatonin an indoleamine produced in the pineal gland mediated and receptor-independent action is the pancreas and other where has both receptors."
  4. メラトニンは抗酸化作用を持つ物質で、組織を炎症や酸化ストレスから保護する効果がある。
  5. 生体内および生体外の研究で、メラトニンを膵臓ガンの治療に利用できる可能性が示されている。
  6. メラトニンは、酸化ストレス・熱ショックたんぱく質・血管内皮増殖因子(VEGF)など多数の分子的経路を調節することによってガン細胞のアポトーシス(プログラム細胞死)を効果的に誘導する可能性がある。
  7. ただし、膵臓ガン治療におけるメラトニンの効果を調べた臨床研究の数は限られている。