美しく静かな曲を車内に用意しておく必要がある理由とは

"Ergonomics" 誌(2013年8月)に掲載された研究によると、運転中にイラっときたときに心を静めるには、落ち着いた感じの美しい曲を聴くのが最も効果的です。 したがって車の中に例えばクラシックなどの曲を用意しておいて、いつでも聴ける状態にしておくことで、犯罪者にならずに済みます。

音楽が運転中の気分や運転スタイルに影響を与えることはすでに知られています。参考記事: 10代の新米ドライバーの場合、運転中にお気に入りの音楽を聴いていると運転ミスが増える... アップビートの陽気な曲を聴きながら運転していると事故が増えますし、落ち着いた曲を聴きながら運転していると安全運転になるのです。 アップビートの曲を聴きながら運転していて事故が増えるのは、音楽に気を取られるため、あるいは陽気な音楽によって運転が陽気(悪く言えば軽率で乱暴)になるためだと考えられています。

これまで、アップビートの曲からダウンビートの曲に切り替えたときに、音楽を変更した効果(ドライバーの怒りを静める効果)が即座に現れるのか否かという点が不明でしたが、今回の研究で、側剤に効果が現れることが判明しました。

この研究では、被験者たちに様々な種類の音楽を聴きながら運転シミュレーターで運転してもらいました。 そして、美しくて静かな曲に突然切り替えた場合と、徐々に切り替えた場合とで比較したところ、どちらの場合でも美しく静かな曲によってドライバーの心は平静になりましたが、突然切り替えたときのほうがドライバーの心が平静になるまでに要する時間が短く、運転ミスも減少していました。

研究グループによると、今回の結果は会社や病院などで人々をリラックスさせたい場合にも適用できます。