男性は食事量においても女性に見栄をはってしまう

(2015年11月) 男性は女性を感心されたくて傍から見ていると馬鹿げているようなことでまで頑張ってしまいますが、"Evolutionary Psychological Science" 誌に掲載されたコーネル大学の研究によると、このような男性の頑張りは食事量においても発揮されます。 女性が一緒のときには男性の食事量が増えるというのです。

研究の方法

133人の中年男女(女性59人)に、男女混合または男女別にビュッフェ式(食べ放題)のイタリア料理の昼食を食べてもらいました。 男性の年齢は18~81才(平均44才)で、女性の年齢は18~80才(平均45才)でした。

結果

男性しか昼食の場にいないときに比べて女性が一名以上いるときには、男性のピザを食べる量が93%(1.44枚)、サラダを食べる量が86%増加していました。

その一方で女性は男性と一緒に食事をしても、「食べ過ぎた」と感じはするものの実際の食事量は増えていませんでした。

解説
研究チームによると今回の結果は、女性の目の前でわざわざ危険なこと(例えば綱渡り)や不健全なこと(例えば一気飲み)をしてしまう男性の愚かさに通じる点があります。 自らに試練(今回の話では大量の食事)を課して、それを切り抜けることで生物としての優秀さを女性にアピールしようとする無意識的な意図において共通しているのだと考えられるのです。
女性の存在により男性の食事量が増えたのは、試練を切る抜ける様を女性にアピールするためではなく「自分はこんなに食欲旺盛で健康な男性なんだよ」とアピールするためではないでしょうか?