更年期を迎えた女性の運動量が減る理由

(2016年7月) 女性が更年期を迎えると運動量が減ることが知られていますが、"Physiology and Behavior" 誌に掲載されたミズーリ大学などの研究によると、その原因は卵巣で作られるホルモンが不足して、脳の領域のうち運動の意欲をかき立てる部分の活性が低下するためだと思われます。出典: Deactivation of Brain Receptors in Postmenopausal Women May Lead to Lack of Physical Activity

研究の概要
ネズミを用いた実験で、次のような結果となりました:
  • 運動量が多いネズミは運動量が少ないネズミに比べて、脳の快楽中枢(運動意欲に関与する領域)の活性が高かった。
  • 卵巣を切除されたネズミは運動量が減った。 卵巣の切除後にはドーパミンのシグナル伝達量も減っていたことから、運動量の低下には脳の快楽中枢が関わっているのだと考えられる。