メントール入りのタバコは普通のタバコよりも危険

米国食品医薬局(FDA)が、メントール(メンソール)の入ったタバコが普通のタバコよりも危険であるとして、これを禁止しようとしています。

ただし、メントール煙草が危険である理由は、メントール自体が有害だからではなく、メントール入りのタバコが吸いやすく、魅力的であるために喫煙量が増えたり、禁煙が難しくなるからです。

FDA によると、メントールには、ミントの風味と清涼感以外に、痛覚を鈍くする作用があります。 この作用のために、タバコの煙のキツさやイガイガ感が緩和されます。 当該の FDA の文書では以下が明らかになっています:

  • メントール煙草の利用者が女性、黒人、低学歴の人、低収入の人、若年者に多い。
  • メントール入りのタバコは、普通のタバコよりも、日常的にタバコを吸うようになる(つまり喫煙者になる)率が高い。
  • メントール入りのタバコは、普通のタバコよりも依存性が強い。
喫煙人口の減少によりタバコ市場が縮小するなか、メントール入りのタバコだけは売り上げが伸びているのも、これらの事実と無関係ではないでしょう。

喫煙者人口を減らすには、既存の喫煙者を減らすよりも、新たに喫煙者となる人を減らすのが有効だそうですから、その点からするとメントール煙草を禁止するのは非常に有効でしょうね。