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メタボリック・シンドロームの予防にベリー類が有効

(2016年9月) "Current Opinion in Clinical Nutrition & Metabolic Care" 誌に掲載されたポズナン生命科学大学の研究(レビュー)によると、ブルーベリーやクランベリーなどのベリー類がメタボリック・シンドロームの予防や治療に有益だと思われます。

ベリー類は、北欧地方の伝統的で健康的な食習慣として売り出し中のノルディック・ダイエットで食べられる食品であるほか、MINDと呼ばれ認知機能の維持に有効であるとされる食事法の重要な構成要素でもあります。
研究の方法

肥満・高血圧・2型糖尿病・脂質異常症・非アルコール性脂肪肝の予防や治療におけるベリー類の効果を調べた近年の研究(動物実験やヒトの試験)の論文に目を通しました。

結果

動物実験のみならずヒトを対象に行われた研究(観察研究や介入研究)でも、代謝疾患のコントロールにベリー類が有効であるとするものが近年増加しつつあります。

最近発表された複数の臨床試験でも、ベリー類に豊富に含まれる抗酸化物質や植物性化学物質が、肝臓機能・インスリン感受性の向上・HDL(善玉)コレステロールの増加・血糖値の低下・LDL(悪玉)コレステロールの減少・2型糖尿病発症リスクの低下などに効果を発揮する可能性が示されています。

加えて、メタボリック・シンドローム自体の予防や緩和にベリー類が大いに有効だとする研究も多数発表されています。

結論
研究チームは 「様々なベリー類を習慣的に食べることによって、メタボリック・シンドロームの進行を遅らせることが可能かもしれない」 と結論付けています。