転移性大腸ガンの患者に身体活動が有益

(2017年1月)米国臨床腫瘍学会で発表されたダナ・ファーバーがん研究所の研究で、体を動かす習慣がある転移性大腸ガンの患者はガンが悪化するリスクが低く、生存率が高いという結果になっています。

研究の方法
転移性大腸ガンの患者 1,231人を対象に、1週間あたりの身体活動(*)の量を尋ねるアンケートを実施し、その後3.5年間にわたり患者の状態を追跡調査しました。
(*) 庭仕事・ジョギング・自転車など様々。
結果
中程度の激しさの身体活動を毎日30分間おこなう習慣がある患者は身体活動を行わない患者に比べて、ガンが悪化するリスクが16%低く、死亡する(死因は問わない)リスクが19%低いという結果でした。

解説
身体活動が大腸ガン患者に好影響をもたらす理由は不明ですが、研究チームによると、身体活動によりインスリが下がるためかもしれません。 これまでの研究に、インスリンが大腸ガンに関与する可能性を示唆するものがあります。