中年男性が魚を食べる量と高血圧を発症するリスク

(2019年3月) これまでの実験的な研究ではオメガ3脂肪酸(DHAやEPA)が血圧に良い影響を及ぼすことが示されていますが、"Journal of Hypertension" に掲載されたハーバード大学などによる研究で、中年男性においては魚やオメガ3脂肪酸の摂取量と高血圧になるリスクとの間に関係が見られという結果となりました。
著者: Matsumoto Chisa et al.
タイトル: Fish and omega-3 fatty acid consumption and risk of hypertension

研究の方法

米国に住む高血圧ではない中年男性(平均年齢53才)12,279人を対象に、魚とオメガ3脂肪酸の摂取量をアンケートで尋ねたのち平均16年間にわたり高血圧の発症状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に全体の半数以上(51.3%)に相当する 6,299人が高血圧を発症しました。

高血圧のリスク要因を考慮しつつデータを分析しましたが、魚やオメガ3脂肪酸の摂取量と高血圧になるリスクとの間に関係が見られませんでした。 摂取する魚の種類別(おそらく脂肪が豊富か否か)の分析でも同様の結果でした。