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中年になると食欲調節機能が衰える

(2014年8月) "Endocrinology" 誌に掲載された University of Aberdeen(英国)などの研究によると、中年に近づくと「食べるのをやめなさい」という脳から発せられる信号の効果が減少します。

研究者は次のように述べています:

「青年期から中年期にかけて一般的にお腹周りのお肉の増加が見られますが、その理由の1つは脳の領域のうち食欲をコントロールする部分の一部の細胞群の働きが悪くなるためだと考えられます。

この細胞群は、プロオピオメラノコルチン(POMC)ペプチドと呼ばれ、食欲と体重を抑制する脳内ホルモンを生産しています。

中年に近づくにつれて、この『満腹感』を司る細胞群の機能が衰えるために、『食べるのをやめなさい』という信号が減少し、体が必要としている以上の量の食事を摂ってしまうのです」


今回の発見から、d-フェンフルラミンや、シブトラミン、ロルカセリンなどの肥満治療薬が有効なのは、POMC を活性化することで「栄養を十分に摂った」という脳からの信号がきちんと出るようになるためだと考えられます。