喉が渇く程度の脱水でも喫煙と同程度に血管に悪影響?

(2016年3月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたアルカンサス大学の研究によると、2%未満という軽度の脱水により喫煙によるのとほぼ同程度に血管機能が損なわれます。

2%未満の脱水で自覚のある症状は喉の渇きだけなので、今回の研究によると普通に喉が渇いているだけでも血管機能に悪影響が生じかねないということになります。

研究の概要
平均年齢24.3才の健康な男性10人の血管内皮機能(*)流量依存性拡張(FMD)を、脱水状態にあるときと水分量が適正であるときに計測して比較したところ、1.9%の脱水状態によりFMDが26.8%減少していました。
(*) 血管内皮機能とは、血管の内部を覆う血管内皮が拡張・収縮する機能のことです。 血管内皮機能は心臓病や脳卒中のリスクに深く関与しています。