牛乳に認知症を予防する効果?

(2016年12月) "Nutrients" 誌に掲載された中国人民解放軍総合病院の研究(メタ分析)で、アジア人に限り牛乳の飲用量が多い人は認知機能(記憶力や思考力)に障害が生じることが少ないという結果になりました。

メタ分析の方法

認知障害(認知症やアルツハイマー病など)と牛乳の飲用量との関係について調べた7つの観察研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は合計1万人超でした。

結果

データ全体を分析したところ、牛乳の飲用量が多い場合には認知障害になるリスクが28%低くなっていました。

さらに、人種(アジア人・白人・黒人)ごとにデータを分析したところ、アジア人でのみ牛乳の飲用量が多い場合に認知障害のリスクが統計学的に有意に下がっていました(43%の低下)。

留意点
研究チームによると、今回の結果は確定的なものではありません。 今後の研究で牛乳と認知機能障害との関係についてさらに調査を続ける必要があります。