マインドフルネス瞑想法でテロメアの長さが維持される

(2014年11月) "Cancer" 誌に掲載された Alberta Health Services(カナダ)などの研究によると、マインドフルネス瞑想法が細胞レベルで肉体に影響します。

この研究で乳ガンの病歴がある女性がマインドフルネス瞑想法を行ったところ、DNA の一部であって加齢の指標だと考えられているテロメアの長さが維持されたのです。

研究の方法
乳ガンの病歴があり(大部分は2年前に治療を終了した)、精神的苦痛を感じている女性88人(平均年齢55才)を3つのグループを次の3つのグループに分けました:
  • 瞑想を行うグループ。 8週間にわたって、マインドフルネス瞑想法とハタ・ヨーガ(易しいタイプのもの)の指導を週に1回90分受けた。 さらに、自宅でもヨーガを毎日45分間行った。 瞑想の目的は、判断を交えることなく現在の瞬間に気付くこととした。
  • 感情表現を行うグループ。 12週間にわたって、週に1回90分の集いに参加して、自分の悩みや気持ちを赤裸々に語り合った。 グループのメンバー同士で支え合えるような人間関係の構築と、参加者が辛い気持ちとポジティブな感情の両方を抑圧することなくのびのびと表現できるように導くことを目的とした。
  • 6時間にも及ぶストレス管理セミナー(1回)に出席したグループ。 このグループが比較対照用のグループ(対照群)として用いられた。

いずれのグループにも、上記を行う前後で血液分析を受けてもらってテロメアの長さを測定しました。

結果
瞑想を行ったグループでも感情表現を行ったグループでも対照群に比べて、テロメアの長さへの効果がありました(長さが維持された)。 ただし、この効果が持続的であるかどうかは不明です。