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マインドフルネス瞑想法とは

マインドフルネス瞑想法は仏教起源の瞑想法の一種で、マインドフルな状態になることを目指します。 マインドフルな状態とは 「判断を交えることなく現在の自分の気持ち・思考・感覚を見つめ、それを受け入れる」という心の状態を指します。 "マインドフルネス(mindfulness)" とは「サティー」という瞑想時の心の状態を意味する仏教用語を英訳したものです。

やり方
マインドフルネス瞑想法のやり方の一例は次のようなものです:
足を組んで座布団や椅子に座り、目を閉じて背筋を伸ばし、呼吸時のお腹の動き、あるいは鼻孔を通る空気の往来など特定の対象に集中する。 雑念が浮かぶたびに、瞑想の対象に意識を集中する。 そうするうちに、心がさまようことに自然と気付くが、それは判断を伴わない受容的なものである。

瞑想の時間は、慣れないうちは1日10分程度とします。 慣れると呼吸に意識を集中している時間を延ばすのが容易となり、意識が呼吸から思考・感情・行動へと移ってゆくようになります。 マインドフルネス瞑想法の呼吸法は座禅の呼吸法と同じです。

マインドフルネス瞑想法が効果を発揮するメカニズム
"Biological Psychiatry" 誌(2016年2月)に掲載されたカーネギー・メロン大学の研究では、マインドフルネス瞑想法によって前頭前野(*)における機能的な接続性が向上し、炎症やストレス・ホルモンに関与するインターロイキン-6というタンパク質が減少することが示されています。
(*) 注意力や実行機能にとって重要な脳の領域。 実行機能とは、推論・問題解決・計画立案などに用いられる高度な思考能力のこと。