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おカネに関する質問で軽度認知障害を判定

(2014年10月) "Archives of Clinical Neuropsychology" に掲載されたジョージア大学の研究によると、おカネに関する簡単な質問が初期段階の認知症の判定に役立つと思われます。

その質問とは例えば次のようなものです:

  • 「今すぐ50ドル貰えるのと、30日後に100ドル貰えるのとどちらが良いですか?」

  • 「確実に60ドルを貰えるのと、50%の確率で100ドルをもらえるのと、どちらが良いですか?」
研究の内容
この研究では、健康な男女35人と、軽度認知障害(MCI。認知機能に異常があるが日常生活に支障は無い)と診断された高齢者25人に、上記の質問を含む、おカネが関係する様々な仮定的な質問をして、衝動性とリスク志向を調べました。

その結果、MCI の高齢者は健康な男女に比べて衝動性が大きい(今すぐ現金が欲しい)傾向にありました (2つ目のリスクに質問に関してどうだったかについてはソース記事に記載がありません)。 この結果から、金銭に関して衝動的であるという傾向を、アルツハイマー病などの重度の認知症のリスク判定に用いれる可能性があります。

この衝動性に関する質問は従来、ギャンブル狂や薬物中毒者のように衝動を抑制できない人の病状を把握するために用いられてきました。

研究者は次のように述べています:

「この方法だけで(認知症の)診断をすることは出来ませんが、他の方法と組み合わせて使えそうです」