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うつむいた姿勢を正して背筋を伸ばすと元気になる

(2016年8月) "Journal of Behavior Therapy and Experimental Psychiatry" に掲載されたオークランド大学(ニュージーランド)の研究によると、前かがみの俯(うつむ)いた姿勢を正して背筋を伸ばすと元気になります。
これまでの研究では、鬱病の人が俯きがちであることや、背筋を伸ばすことで気分が改善されることが示されています。
研究の方法
軽度~中程度の抑鬱が認められた約60人の被験者を2つのグループに分けて、一方のグループには普段と同じように座ってもらい、もう一方のグループにはキネシオロジー・テープで背筋を伸ばした姿勢に固定して座ってもらいました。
被験者たちには「姿勢が認知機能に及ぼす影響を調べる」という偽の情報が伝えられました。 プラシーボ的な意味合いがあるのでしょう。
そのうえで両グループに嫌な体験(*)をしてもらって、嫌な体験が引き起こす気分や疲労感の変化を両グループで比較しました。
(*) 数名の非友好的な試験管を相手に、15分ほどに及ぶプレゼンテーションを行うという体験。
結果

試験開始の時点で、被験者は全員が世間的な水準よりも俯いた姿勢でした。

テーピングにより背筋を伸ばしたグループは普段の姿勢のグループに比べて、プレゼンテーションで嫌な目に遭った後にも気持ちが比較的ポジティブで疲労感も少ないという結果でした。

また、どちらのグループでも(テーピングで人為的に姿勢を正したかどうかに関わらず)背筋が伸びている方がネガティブな気持ちと不安感が少なくなっていました。