年を取ると1日が早く過ぎるように感じるのは何故?

(2019年3月) 年を取ると若い頃よりも月日が過ぎるのを早く感じる理由を説明する論文をデューク大学の Adrian Bejan 教授が "European Review" に発表しています。出典: It's Spring Already? Physics Explains Why Time Flies as We Age

プレスリリースの概要

Bejan 教授によると、「光陰矢の如し」現象は老化に伴う肉体的な変化が原因です:
  1. 神経やニューロンは成熟するとサイズと複雑さが増大し、脳内を電気信号が移動する経路が長くなる。
  2. 老化によりこの経路が劣化すると、電気信号が移動時に受ける抵抗がいっそう増す。
  3. そのため、年を取ると新たな心的イメージが獲得および処理される速度が低下する。
  4. 年を取ると一定の時間内に体験する心的イメージの数が減るために、月日の経過が速くなったように感じる。
教授は次のように述べています:
「人の精神は、受け取るイメージが変化したときに時間が変化(経過)したと感じます。 精神的な映像が変わると時が流れたと感じるのです。 若い頃は1日のうちに受け取るイメージが多いため1日を長く感じるのです」