性格がマインドフルだと血糖値が健康的であることが多い

(2016年2月) "American Journal of Health Behavior" に掲載されたブラウン大学の研究で、マインドフルな性格の人(日々の生活において自然とマインドフルな状態である人)は血糖値が健康的であることが多いという結果になりました。出典: Everyday Mindfulness Linked to Healthy Glucose Levels

研究の方法
399人(年齢の中央値は47才)を対象に、血糖値・BMI・喫煙習慣・年齢・性別・人種・教育水準・年収・抑鬱の有無・血圧・主観的なストレス・コントロール感(*)などを調べ、Mindfulness Attention Awareness Scale(MAAS)と呼ばれるマインドフルネスの程度を把握するためのアンケートを実施して性格がどの程度マインドフルであるかを評価しました。
(*) コントロール感 - sense of control。 物事を自分の思うようにコントロールできている、自分に能力があると感じている状態のこと。
結果

様々な要因を考慮したうえでの分析において、MAASのスコアが高く性格がマインドフルであったグループは、そうでないグループに比べて血糖値が健康的である率が35%高くなっていました。

また、マインドフルネスな性格の人は2型糖尿病のリスクが20%低いという結果にもなりましたが、こちらの数字に関しては被験者数が少ないために統計学的に有意な数字とは言えません。

解説

35%という上述の数字のうち3%は肥満率の差によるもの、8%はコントロール感の差によるもの(マインドフルな性格の人の方がコントロール感が高い傾向にあります)だと推算されます。

研究チームは、マインドフル的な性質が強い人は、自主的に運動をしたりジャンクフードを控えたりしやすいのではないかと考えています。

そして研究者によると、性格がマインドフルであるか否かというのはおそらく後天的なものである(環境や本人の意思により変えることができる)です。