治安が悪い地域に住んでいると老化が速い

(2015年6月) "PLOS One" に掲載されたピッツバーグ大学などの研究によると、住んでいる地域の環境が悪いと老化が速く進みます。 犯罪率が高い・騒音がひどい・破壊行為が多い地域に住んでいる人は、そうでない人に比べて10才以上も細胞レベルでの老化が進んでいたのです。
Park M, Verhoeven JE, Cuijpers P, Reynolds III CF, Penninx BWJH (2015) Where You Live May Make You Old: The Association between Perceived Poor Neighborhood Quality and Leukocyte Telomere Length. PLoS ONE 10(6): e0128460. doi:10.1371/journal.pone.0128460 (Licensed under CC BY 4.0)
研究の方法

この研究では、18~65才ののオランダ人 2,902人を対象に、①血液サンプルを用いてテロメアの長さを調べ、②住んでいる地域の上品さ(治安や騒音の程度を主観的にどう感じているか)を調べました。

結果

『自分の住む地域の質が悪い(治安が悪く騒音もひどいと感じている)』と回答したグループでは、そうでないグループに比べてテロメアが8.7~11.9才分ほど短くなっていました。

コメント
研究者は次のように述べています:
「住環境が劣悪な人では心身両面におけるストレスに対して細胞が慢性的に活性化している(そして、そのためにテロメアが短くなっている)可能性があります」