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ガンの一因ともなる Neu5Gc は内蔵肉(モツ)に多い

(2016年10月) 赤身肉の食べすぎでガンのリスクが増える原因として Neu5Gc という糖が疑われていますが、"Glycoconjugate Journal" に掲載されたカリフォルニア大学デイビス校などの研究によると、この Neu5Gc が豚の内臓の肉に大量に含まれており、加熱調理によってさらに濃度が増加します。

研究の概要
Neu5Gc など3種類のシアル酸が、ブタの脾臓(タチギモ/チレ)・腎臓(マメ)・肺(フワ)・心臓(ハツ)・肝臓(レバー)・筋肉にどの程度の量含有されているのかを調べたところ、筋肉(モモ肉や胸肉など)よりも臓物の肉に Neu5Gc が高濃度で含まれていました。 濃度が特に高かったのは、心臓・脾臓・腎臓・肺でした。
解説

どの程度の Neu5Gc の摂取量で免疫反応が生じるかはわかっていませんが、豚の内臓肉(モツやホルモン)を習慣的に食べている人では、ガン・心臓病・脳卒中・一部の細菌感染症といった炎症性疾患のリスクが増加する恐れがあります。

今回の研究はブタを用いて行われましたが、牛などの動物の内臓肉でも同様である可能性があります。