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メラノーマ(皮膚ガン)はホクロが変化してできるケースのほうが少ない

(2017年9月) モデナ・レッジョ・エミリア大学(イタリア)などの研究チームが行い "Journal of the American Academy of Dermatology" に掲載されたメタ分析により、皮膚ガンの中で最も死亡率が高い「メラノーマ」は、ホクロが変化してできることよりも、何もなかった場所から生じることのほうが遥かに多いことが明らかになりました。

メタ分析の方法

ホクロとメラノーマの関係について調べた38の研究のデータを分析しました。 データに含まれるメラノーマの症例数は2万件超でした。

結果

メラノーマのうちホクロから発生するものは29%で、残りの71%はホクロがなかった部分に新たに発生していました。

また、ホクロから発生するメラノーマは他のメラノーマよりも厚みが薄い(予後が比較的良好)こともわかりました。

関連研究

米国皮膚科学会で 2015年に発表されたハーバード大学の研究ではメラノーマの患者281人を調査して、ホクロが少ない人はメラノーマになりにくい一方でメラノーマがいったん発症すると進行が速いことが示されています。

皮膚ガンの予防法

  • SPF が30以上の日焼け止めを肌が露出している全ての部分に塗る。 夏だけに限らず、1年中。 晴れの日だけでなく曇っている日も。 2時間おきに塗り直す。
  • 衣服で肌が直射日光に当たらないようにする。 長袖のシャツ、長ズボン、ひさしの長い防止、サングラスなどで日光から肌を防御する。 日光浴や日焼けマシーンなどもってのほか。
  • 皮膚ガンの検診を毎年受け、自己チェックは毎月行う。

ほくろと皮膚ガンの見分け方

次のいずれかに該当するホクロを見つけたら医師に相談しましょう。
  • 非対称
    ほくろの右半分と左半分が異なる。
  • 不規則
    ほくろと皮膚との境目が不規則・不明瞭で、ぎざぎざしている。

  • 1つのホクロのうちに茶・黒・白・赤・青など複数の色が混在している。
  • 大きさ
    6mm以上の大きさがある。 ただし、一部のメラノーマはこれより小さいこともある。
  • サイズの変化
    サイズ・形・色などが時間経過によって変化する。

上記に当てはまらなくても、様子がおかしい・様子が変化している・痒い・出血が見られるという箇所には要注意です。

皮膚ガンは悪性のメラノーマであっても、初期に発見されれば治療が可能です。 見た目が変化するホクロ・斑点・腫れ物に気付いたら皮膚科で診察を受けましょう。
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