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寝汗とホットフラッシュに体重が及ぼす影響は更年期のステージにより正反対

(2016年12月) "Menopause" 誌に掲載されたカリフォルニア大学デイビス校の研究によると、更年期の初期においては体重が大きく増えると寝汗ホットフラッシュが生じやすくなりますが、更年期の後半以降に体重が増えた場合には逆にこれらの症状が生じにくくなります。

研究の方法

様々な人種から成る42~52才の女性 3,000人超を10年間にわたり追跡調査したデータを分析しました。 データに含まれていたのは10年間におけるBMIの変化と、更年期症状に関するアンケートの回答結果です。

今回のデータでは、寝汗やホットフラッシュの発生に影響しかねない治療を受けていた女性は除外されています。

結果

月経が未だ残っている更年期前や更年期の初期においては、肥満(BMIが30超)していると寝汗やホットフラッシュが生じやすくなっていました。

ところが、月経が3~11ヶ月おきの周期で生じるようになったり、あるいはまったく生じなくなった更年期の後半では、肥満している女性のほうが寝汗やホットフラッシュが生じにくくなっていました。

解説
体重の変化と寝汗やホットフラッシュとの関係を調べたこれまでの研究で結果が一致していなかったのも、更年期のステージによって体重が寝汗とホットフラッシュに及ぼす影響が変化するためかもしれません。