寝る前に運動をすると熟睡できる? しかも激しいほど良い

(2014年7月) 夜に運動をすると眠れなくなると言われていますが、"Sleep Medicine" 誌に掲載されたスイスの研究によると、夜に運動をしても睡眠の妨げになるどころか、睡眠の質が向上する可能性があります。

研究の方法

週に2~3回の運動習慣があるスイスの高校生(平均年齢19才)に、夜間の就寝1時間半前まで65~90分の運動をしたのち、布団に入る前にアンケートに回答してもらいました。

アンケートの内容は、寝る前の気分・空腹度・運動量などでした。 就寝中には睡眠時脳波計という機器を装着してもらいました。

結果

調査の結果、寝る前に激しい運動をした人のほうが、運動が軽かった人よりも寝付きが早く、熟睡の度合いが強く、夜中に目覚める回数も少なくなっていました。

就寝前のアンケートの結果では、運動が激しい人のほうが疲労が激しく、気分が良く、空腹感が少なくなっていましたが、翌朝に再び行なったアンケートでも同じ傾向が見られました。

解説
今回の研究の弱点として、被験者が若い人のみであったことと、調査を1晩しか行なっていないことが挙げられます。 中高年の場合には、就寝間際に運動をすると眠れなくなる可能性があります。
夜に運動をしても睡眠に悪影響はない?」では、就寝4時間前に運動をしても運動をしない場合と同程度には眠れるけれど、朝に高強度の運動をするのが一番良いという結果になっています。