ホクロが少ない人の方が危険な皮膚ガン「メラノーマ」のリスクが高い

(2016年3月) "JAMA Dermatology" に掲載されたハーバード大学の研究で、メラノーマと呼ばれ死亡率が高く危険なタイプの皮膚ガンの患者はホクロの数が少ないという結果になりました。

研究の概要
メラノーマと診断されてから3ヶ月以内の患者566人のホクロを調べたところ、ホクロの数が0~20個と少ない人が66.4%、そして異常なホクロ(*)が無いという人が73.3%を占めていました。
(*) 左右(上下)が非対称である・ホクロと皮膚との境目が不明瞭である・1つのホクロの中に複数の色が存在する・直径が5mm超であるなど皮膚ガンと共通する特徴を持つが悪性ではない良性の腫瘍。 正式名称は「異形成母斑」。
コメント
研究者は次のように述べています:
「ホクロが多い人よりもホクロが少ない人の方がメラノーマのリスクが高くなります。 したがって医師も患者も、ホクロの総数のみを理由に皮膚ガンの検査を行うかどうかを決定したり皮膚ガンのリスクが高いと判断したりするべきではありません」