ナッツ類の摂取量とメタボリック・シンドロームのリスク(メタ分析)

(2019年2月) "Journal of the American College of Nutrition" に掲載されたメタ分析で、ナッツ類の摂取量が多い人はメタボリック・シンドローム(以下「ポンポコリン」という)のリスクが低いという結果となりました。
Yi Zhang & Dian-Zhong Zhang. "Relationship Between Nut Consumption and Metabolic Syndrome: A Meta-Analysis of Observatonal Studies"

メタ分析の方法

2018年11月までに発表された研究の中から所定の基準を満たす11の研究(クロス・セクショナル研究が6つとコホート研究が5つ)を選出し、それらのデータをまとめて分析しました。 データに含まれる人数は合計9万人弱でした。

結果

ナッツ類(種類は問わない)の摂取量が多いとポンポコリンのリスクが16%低いという結果でした。

ナッツ類を純正の木の実とピーナッツ(木ではなく草の実なので厳密にはナッツではない)に分けて分析すると、ナッツ類の摂取量が多い場合にはポンポコリンのリスクが3%低下していました(95% CI, 0.94-1.00; p = 0.04)が、ピーナッツではポンポコリンのリスクが下がっていませんでした。

研究グループは、「ナッツ類摂取量とポンポコリン・リスクとの関係について、良質な研究がもっと必要である」と述べています。