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ナッツ類をよく食べる人は炎症が少ない

(2016年7月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたハーバード大学の研究によると、ナッツ類が慢性炎症の低減に有効かもしれません。出典: Associations between nut consumption and inflammatory biomarkers

ナッツ類が心血管疾患(心臓病や脳卒中)や2型糖尿病のリスク低減に有効であるというデータが存在しますが、それもナッツ類の炎症低減効果によるものである可能性が考えられます。

研究の方法
糖尿病ではない男女5千人超のデータを用いて、ナッツ類(ピーナッツを含む)の摂取量と炎症のバイオマーカー(*)の量との関係を調べました。

(*) バイオマーカーとは何かの指標となる物のこと。 この研究では、炎症の指標として知られるC反応性タンパク質(CRP)・インターロイキン-6(IL6)・腫瘍壊死因子受容体2(TNFR2)という3つの物質の血中濃度。

今回の研究では、CRP・IL6・TNFR2で血中濃度のデータが存在する人数が異なり、それぞれ 4,941人、2,859人、2,905人でした。

データの分析においては、年齢・医療歴・生活習慣などの要因を考慮しました。

結果

ナッツ類を毎週5食分以上食べていたグループは、ナッツ類をほとんど食べないというグループに比べて、CRPとIL6の血中濃度が20%14%低くなっていました(炎症が少なかった)。 TNFR2についてはナッツ類の摂取量との間に関係が見られませんでした。

赤身肉・加工肉・卵・精製穀物・全粒穀物の代わりにナッツ類を食べる(3食分/週)のもCRPとIL6の低下に有効でした。