太っていると罹りやすいタイプのインフルエンザもある?

(2014年1月) 米国疾病管理予防センター(CDC) の発表によると、この冬、米国において 2014年1月までにインフルエンザで入院した人の46%が肥満者です。 例年のこの数字は20~30%です。

米国の成人の肥満率は35.7%ですから、例年だと、インフルエンザによる入院率に占める肥満者の割合は成人における肥満者率よりも低い、つまり肥満の人のほうがインフルエンザで入院することが少ないのかもしれません。

この冬(2013~2014年)のインフルエンザは、肥満者以外に妊婦の入院率も高いとのことです。 肥満者と妊婦の犠牲者数が多い理由は不明ですが、専門家によると、免疫応答が妊娠や肥満によって変化することが知られていることから、肥満者や妊婦に特有の免疫の性質が関与している可能性があります。 また、肥満者や妊婦では呼吸器系の収縮(respiratory restrictions)が起こりやすいそうです。

この冬に米国で流行しているインフルエンザの種類は、2009~2010年に世界的に流行した H1N1 株です。 日本でこの冬最も流行しているのは AH3亜型(A香港型)です。