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肥満している人は2倍も痛みを感じやすい

(2017年3月) "European Journal of Pain" に掲載されたリーズ・ベケット大学(英国)の研究によると、肥満している人は痛みに敏感です。

太ると痛みに敏感になるのかもしれませんし、痛みに敏感だから関節などに加わる少しの圧力でも痛みを感じるために運動をすることが少なくなり太ってしまうのかもしれません。

研究の方法

肥満者・過体重者・普通体重者から成る74人の被験者の体の2ヶ所(*)に機械的圧力・冷たさ・熱さという3種類の刺激を別途に加え、徐々に刺激を強くしていきました。

そして、強くなっていく刺激がどの時点で痛みへと変わるかを報告してもらいました。
(*) 親指の付け根(体脂肪がほとんど無い)とウェスト付近(体脂肪が多い)の2ヶ所。
結果
機械的な圧力

普通体重者が8.6kg/cmほどの機械的な圧力(物体を押し付ける力)がかかった時点で痛みを感じ始めたのに対して、肥満者は4.3kg/cmほどの圧力がかかった時点で早々と痛みを感じ始めました。

意外なことに過体重者は普通体重者よりも痛みに強く、痛みを感じ始めたのは10kg/cmの圧力が加わる時点からでした。
研究者の話では、過体重者のグループに身体活動をする人が多かったために痛みに強いという結果になったのかもしれません。 身体活動が痛みの感じやすさに影響するそうです。
熱さ・冷たさ
ウェストに関しては痛みの感じやすさが太り具合により異なるということはありませんでした。 手に関しては、太り具合により少しだけ差がありました。