女性ホルモンの多い男性は乳ガンになりやすい

(2015年5月) まれに男性も乳ガンになることがありますが、Cancer Research UK(英国)など欧米7ヶ国の機関が行い "Journal of Clinical Oncology" に掲載された研究で、乳ガンになるリスクは女性ホルモンであるエストロゲンが体質的に多い男性という結果になりました。

男性の乳ガンにおいても女性の一部の乳ガンと同じくエストロゲンが大きく関与していることを示す研究は今回のものが初めてです。

研究の内容

この研究では、乳ガンを発症した男性101人を健康な男性217人と比較しました。 その結果、エストロゲン血中濃度が最高(86.76 pmol/L)のグループは血中濃度が最低(52.23 pmol/L)のグループに比べて、乳ガンのリスクが2.5倍に増加していました。

研究者のコメント
「体質的にエストロゲンが多いという男性もいますが、肥満が原因でエストロゲンが増加しているというケースもありそうです。 男性でも女性でも、脂肪細胞によってエストロゲンの体内量が増加すると考えられています」