2年間のうちに睡眠時間に変化があった中高年者は死亡リスクが高い

(2018年5月) "Sleep" 誌に掲載されたシンガポールの研究で、昼寝の時間に変化があった中高年者は数年間のうちに死亡するリスクが高いという結果になりました。
Grand H -L Cheng et al. "Changes in Nocturnal Sleep and Daytime nap Durations Predict all-cause Mortality among Older Adults: The Panel on Health and Ageing of Singaporean Elderly"

研究の方法

シンガポールに住む60才以上の男女 2,448人を対象に、2年間という期間を空けて夜間の睡眠の時間と昼寝の時間を2回尋ね、その後の4年間における生存状況を追跡調査しました。

結果

夜の睡眠

2回の調査の両方において睡眠時間が適度(7~8時間)だったグループに比べたときの死亡リスク(死因は問わない)が、睡眠時間が6時間以下から9時間以上へと長くなったグループでは2.14倍、そして睡眠時間が9時間以上から6時間以下へと短くなったグループでは2.56倍でした。

昼寝

2回の調査の両方において昼寝をする習慣がなかったグループに比べたときの死亡リスクが、昼寝の時間が少しでも増えたグループでは1.86~2.16倍、そして昼寝の時間が1時間以上から1時間未満へと減ったグループでは1.86倍でした。