オリーブ・オイルに期待される大腸ガン抑制効果(レビュー)

(2018年12月) イタリアの研究グループがオリーブ・オイルの大腸ガンに対する効果についてまとめたレビューを "Nutrients" 誌に発表しています。

レビューの概要

  1. メディテラネアン・ダイエットに人体を大腸ガンから保護する効果のあることが示されているが、オリーブ・オイルはこのメディテラネアン・ダイエットを構成する食品の1つである。
  2. オリーブ・オイルは健康的な化合物を豊富に含有している。 例えば、一価不飽和脂肪酸・スクアレン・植物ステロール・フェノール類などである。
  3. フェノール化合物は、フリーラジカル・炎症・腸内細菌・発ガンなどの面で人体に有益な作用を及ぼす。
  4. オリーブ・オイルと腸内細菌の相互作用は、結腸における腸内細菌の種類構成や活性に影響を及ぼしてガンの予防に効果を発揮する可能性がある。
  5. 腸内細菌はオリーブ・オイル中に存在する何種類かの物質を分解できる。 こうした分解により、ガンを抑制する作用を有する代謝物が生み出される。
  6. オリーブ・オイルやその成分の有益な効果を明確にするための臨床的研究をさらに行うことが望まれる。