コンテンツの利用をお考えの方は引用・転載をするときのルールをご確認ください。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.

コレステロールを下げるにはオリーブオイルよりもコーン油

(2013年12月) 米国栄養学会で発表された研究(二重盲検ランダム化比較試験)によると、エクストラバージン・オリーブオイル(以下、「オリーブオイル」)よりもコーン油のほうが、コレステロールに良い影響を与えます。

研究の方法

健康な(ただし、空腹時の LDL コレステロール値が 130 mg/dL ~ 200 mg/dL の)男女54人にオリーブオイルを含有する食品または同じ食品だがコーン油を含有するものを食べてもらいました。

油の摂取量は、オリーブオイルもコーン油も1日あたり計量スプーン(米国では一杯が15mlであることが多い)に4杯でした。 この量は、米国の摂取推奨ガイドラインに合致しています。

結果
コーン油を含有する食品のほうが総コレステロールと LDL(悪玉)コレステロールの減少率が大きいという結果でした。

LDL コレステロールの減少率は、オリーブオイルで3.5%だったのに対してコーン油では10.9%。 そして総コレステロールの減少率は、1.8%に対して8.2%でした。

解説

研究者によると、コーン油のコレステロール降下作用は、コーンに含まれているステロールのコレステロール遮断作用に部分的に由来しています。 (コレステロールもステロールの一種で、動物の体内にのみ存在します) コーン油に含まれる植物性ステロールの量は1回分あたり、オリーブオイルの4倍、そして菜種油(キャノーラ油)の1.4倍です。

過去の研究では、コーン油が心臓の健康にとって有益であることが示唆されていますが、これはコーン油のコレステロール降下作用によるものだと考えられます。

この研究には、ACH Food Companies, Inc. という食品メーカーが資金を提供しています。 ただし、このメーカーの食用油部門である Mazola社ではコーン油だけでなくオリーブ油も扱っているようです。