フケにオリーブオイルは逆効果

フケを直すのに、オリーブオイルなど植物の油を塗るという民間療法がありますが、この方法は逆にフケが悪化する原因となることがあります。

フケの原因

フケには脂性フケと乾性フケの2種類があります。 乾性フケの原因は脂質の不足による乾燥ですが、脂性フケの原因は頭皮の乾燥ではなく皮脂の過剰分泌です。 過剰に存在する皮脂をエサとして頭皮に常在しているマラセチア菌(カビの一種)が大量に繁殖するのが脂性フケの原因なのです。

オリーブオイルを頭皮に塗ると...

植物由来のオイルには飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が含まれていますが、これらの脂肪酸はマラセチア菌のエサとなります。 マラセチア菌の培養にエサとしてオリーブオイルを用いる研究者もいるほどです。

結論
脂性フケの場合

脂性フケの場合、頭皮にオリーブオイルを塗るという行為はフケの原因菌にエサを与えているのと同じであり、フケ対策としては逆効果ということになります。

脂性フケの正しい対策としては、①余分な皮脂を除去し、②大量に繁殖しているマラセチア菌を正常な量にまで減らすのが良いということになります。 殺菌剤が含有されている薬用のフケ・シャンプーを使うと良いでしょう。

乾性フケの場合
乾性フケの場合には保湿が大切ですが、マラセチア菌のエサになりかねない食用油ではなくベビーオイルなどの鉱物油を選択すると良いでしょう。