DHA・EPA は心臓発作や脳卒中の予防に効果なし

(2014年3月) "JAMA Internal Medicine" オンライン版に掲載された研究で、老人性黄斑変性のある高齢者において、DHA や EPA などの長鎖オメガ3脂肪酸または黄斑キサントフィルのサプリメントには心血管疾患(心臓発作や脳卒中)のリスクを低下させる効果が無いという結果になりました。

この研究では、片眼に老人性黄斑変性のある50~85才の男女 4,203人(大多数は高学歴の白人。 黄斑変性用のビタミンやミネラルを既に服用中)を4つのグループに分けて、

  1. 長鎖オメガ3脂肪酸(DHA 350mg & EPA 650mg)
  2. 黄斑キサントフィル(ルテイン10mg & ゼアキサンチン2mg)
  3. DHA & EPAと黄斑キサントフィル
  4. プラシーボ
のいずれかを毎日服用してもらいました。 追跡調査の期間は中央値で4.8年間でした。

研究期間中に生じた心血管イベント(心血管疾患による死亡や、心筋梗塞、脳卒中)は459件でしたが、長鎖オメガ3脂肪酸または黄斑キサントフィルの服用による心血管疾患のリスク低下は見られませんでした。

研究者は次のように述べています:

「複数の臨床試験で中程度の量のサプリメントが心血管疾患のリスク低減にほとんど効果が無いという結果が出ていますが、今回の結果もそれらの結果に合致します」


今回の研究チームのうち2名に、製薬会社と資金的なつながりがあります。