閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

妊娠中や授乳中の女性はオメガ3脂肪酸が不足していることが多い

(2015年3月) "Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism" 誌に掲載されたアルバータ大学(カナダ)などの研究で、妊娠中や授乳中の女性にオメガ3脂肪酸を十分に摂れている女性のほうが少数派であるという結果になりました。

研究の方法

600人の女性のデータを用いて、妊娠中(3ヶ月おきに3回)および出産後に長鎖オメガ3脂肪酸(DHAやEPA)を十分に摂れているかどうかを調査しました。

結果
DHA摂取量がヨーロッパにおける推奨摂取量に達していた女性の割合が、妊娠中には27%、出産後には25%でしかありませんでした。
ヨーロッパにおける推奨摂取量

ヨーロッパでは、妊娠中または授乳中の女性が長鎖オメガ3脂肪酸を1日あたり200mg以上摂ることを推奨しています。 International Society for the Study of Fatty Acids and Lipids(脂肪酸と脂質の研究に関する国際学会)が推奨する摂取量も1日あたり200mg以上です。

米国やカナダのガイドラインでは、長鎖オメガ3脂肪酸を1日あたり500mg以上摂ることが推奨されています。

DHAを含有するサプリメント(魚油)を服用していた女性では、ヨーロッパにおける推奨摂取量を達成できる率が妊娠中にも出産後にも10倍超に増加していました。 魚油のサプリメントを服用しないのであれば、オメガ3脂肪酸を豊富に含む魚(サーモンなど)を週に1~2回食べることで推奨摂取量を達成できるでしょう。

今回の研究では、妊娠中に魚油を服用していた人も出産後に服用を止めてしまうという傾向が見られましたが、授乳中の母親のオメガ3脂肪酸摂取量も乳児にとって重要です。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.