医療・健康 3行半ニュース(2018年12月)

12月23日(日)
カルシウムが豊富な食品と2型糖尿病リスクの関係。 40~69才の男女 8,574人の2型糖尿病(T2DM)発症状況を平均7年間にわたり追跡調査した韓国の調査で、ヨーグルトの摂取量が最大のグループは最小のグループに比べてT2DMになるリスクが27%低かった。 ヨーグルト以外のカルシウムが豊富な食品(牛乳や小魚など)の摂取量とT2DMリスクとの間には関係が見られなかった。 (Nutrients
12月22日(土)

有酸素運動に一部の認知機能を改善する効果? ランダム化比較試験において、認知症ではないが認知機能障害が生じており平素は運動をしていない55才超の男女160人を4つのグループに分けて半年間を過ごさせたところ、有酸素運動で実行機能( 計画立案能力・判断力・思考力・問題解決能力・感情抑制力など)が改善された。

有酸素運動だけの場合よりもDASHと呼ばれる食事法と組み合わせた場合のほうが実行機能の改善幅が大きかったが、DASHダイエットだけの場合には改善が見られなかった。

記憶力や言語能力の改善に関しては有酸素運動も効果が見られなかった。 (Neurology
12月21日(金)
体内の鉄の量が多い人はテロメアが短かった。 20才以上の男女 7,336人を調べた研究で、フェリチン血中濃度(体内に存在する鉄の量の指標)が高い人は血中濃度が普通の人に比べてテロメアが短かった。 フェリチン血中濃度が高いとテロメアが短いという関係は65才以上で顕著だった。 フェリチン血中濃度が低い場合にはテロメアは短くなかった。 (Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics
12月20日(木)
DIIスコアと骨粗鬆症のリスク。 韓国に住むの男女16万人(女性10万人) を平均8年間にわたり追跡した調査で、閉経後の女性に限り食生活の食事炎症指数(DII)のスコアが高い(食生活が炎症を促進する)と骨粗鬆症になるリスクが33%高いという結果だった。 ただし、身体活動習慣の有無に分けて(閉経前の女性のデータも含めて)分析すると、身体活動習慣が無い場合に限りDIIスコアが高いと骨粗鬆症のリスクも高いという結果になった。 (Nutrients
業種とメタボのリスク。 中小企業に勤務する日本人男女17万人弱(女性5万人超)を調べた横断研究で、運送業に従事する人は他の業種の人に比べてメタボリック・シンドロームのリスクが高い(他の業種の人は運送業の人に比べてメタボのリスクが15~30%ほど低い)という結果だった。 また女性では、運送業に従事する人は20才以降に10kg太るリスクも高かった。 研究グループのコメント: 運送業は残業が多いので生活が不健康になりがち。 また、運送業と言ってもデスクワークの人も多い。(Keio Journal of Medicine

マグネシウムでストレス軽減。 ビタミンB6と同時服用も選択肢か? マグネシウム不足と精神的ストレスの両方が生じている成人264人を被験者とする試験で、マグネシウム(300mg/日)またはマグネシウム&ビタミンB6(300mg/日&30mg/日)を8週間にわたり服用させたところ...

どちらのグループでも服用開始前に比べて精神的ストレスが軽減されていたが、両グループ間での(ビタミンB6の有無による)差は見られなかった。 ただ、ストレスの程度がひどかった場合にはビタミンB6も同時に服用するほうが効果が高いようだった。

一部の被験者では下痢などの副作用が見られた。 ビタミンB6を同時に服用したグループのほうが僅かに副作用の発生件数が少なかった。 (Plos One
12月17日(月)

オメガ3脂肪酸とビタミンDが不足している自閉症患者にこれらを補給すると...(ケース・レポート) 落ち着きのなさ・イライラ・自傷行動などが過去1年間にわたり周期的に発生している自閉症(ASD)の男性(23才、イタリア在住)を検査したところ...

この男性はビタミンDが欠乏し、オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸のバランスが乱れていた(おそらく、オメガ6脂肪酸の血中濃度に比してオメガ3脂肪酸の血中濃度が低かった)。

そこで、オメガ3脂肪酸(DHAやEPA)とビタミンDの両方を投与したところ、投与を開始してからの24ヶ月のあいだ終始ASDの症状が改善した状態が続いた。

この結果から、オメガ3脂肪酸とビタミンDの同時投与をASDの中核的な症状の治療に利用できる可能性があると考えられる。 ただし、大規模な研究で今回の結果が再現されることを確認する必要はある。 (Nutritional Neuroscience
ビタミンBの摂取量が多いと子宮内膜ガンのリスクが増加? 11万人超の米国人女性を16年間にわたり追跡した調査で、食事から摂取するビタミンB類(葉酸塩・B2・B6・B12)の量が最大の場合には最少の場合に比べて子宮内膜ガンになるリスクが14~24%高かった。 (International Journal of Epidemiology

運動後のオヤツに何を食べるかは運動前に予め決めておくと良い。 平均年齢22才の男女256人に1時間ほど運動させたところ、運動前には74%がリンゴを食べたがったのに、運動後にリンゴを食べたがったのは55%だけだった。

ブラウニー(チョコレートケーキ)を食べたいという人の割合は、運動前に14%だったのが運動後には20%に増加していた。 間食は要らないという人も、運動前に12%だったのが運動後には25%に増加していた。

そして、運動後に食べる間食を運動前に決めたケースではブラウニーよりもリンゴを選ぶ人が多かった。 運動前に運動後のオヤツとして何を食べるかを決めておくとオヤツが健康的になりやすいかもしれない。 (Nutrients
12月16日(日)

飲酒でリスクが増加するガン(レビュー) イタリアの研究グループがこれまでの研究をまとめたレビューで、中程度の量の飲酒習慣により食道扁平細胞ガン大腸ガンのリスクが増加し、大量の飲酒習慣により胃ガン膵臓ガンのリスクが増加するという結果となった。

飲酒習慣とガンのリスクとの関係には遺伝子的な体質も影響すると考えられる。 飲酒は複数のメカニズムによりガンのリスクを増加させるが、こうしたメカニズムのうち重要なのがアセトアルデヒドである。 アセトアルデヒドに、DNAに損傷を及ぼしたり、テロメアを短くしたり、酸化ストレスを引き起こすといった作用があるためだ。 (Current Opinion in Gastroenterology

緑茶の健康効果のまとめ(レビュー) 茶(主に緑茶カテキン)のガン予防効果は、実験的研究の結果からすれば大いに期待できそうだが、実際にヒトでこれを調べた研究では必ずしも効果があるという結果になっていない。 また一部のヒト試験の結果によれば、ガン予防効果が期待できそうな投与量で有害な副作用が生じかねない。

茶は、メタボリック・シンドローム糖尿病の緩和のほか心臓病脳卒中の予防への効果が期待できる。 こうした効果を期待するなら、1日あたり3~4杯(600~900mgのカテキンに相当する)を目安として飲むと良いかもしれない。

欧州の一部の国では、EGCG(カテキン類のなかで緑茶における含有量が最も多い)の急速投与量(注射や点滴などで一度に投与する際の量)の上限量を300mg/日と定めている。 (Journal of Agricultural and Food Chemistry
12月15日(土)

カルシウム摂取量と大腸ガン患者の死亡リスク。 米国在住で非転移性大腸ガンと診断されてから半年~4年が経過している患者 1,660人を対象に、アンケートでカルシウムの摂取量を尋ねたのち生存状況を追跡調査(期間は不明)したところ、カルシウムの摂取量(食事およびサプリ)が最大のグループは最少のグループに比べて、大腸ガンで死亡するリスクが44%低かった。 総死亡リスクも低下する傾向にあった。

食事由来のカルシウムとサプリ由来のカルシウムに分けて分析したところ、サプリ・カルシウムの摂取量が最大の場合には総死亡リスクが29%低く、大腸ガンで死亡するリスクも低くなる傾向にあった。 サプリ・カルシウムと死亡リスクとの関係は主に女性に見られた。 また男性に限り、食事カルシウムの摂取量が多いと(死亡)リスクが低かった。 (Clinical Cancer Research
12月14日(金)

文化的外出と抑鬱のリスク。 英国に住む成人男女 2,148人を対象に、文化的外出(博物館・劇場・映画館の利用など)の頻度を調べたのち10年間にわたり抑鬱の発生状況を調べたところ、文化的外出を頻繁に行うほど抑鬱の発生リスクが低かった。 文化的外出を数ヶ月ごとに行う場合には32%、月に一度以上行う場合には48%の抑鬱リスク低下であった。

文化的外出は社交活動・知的刺激・ささやかな身体活動の組み合わせであると考えられる。 (The British Journal of Psychiatry

「文化的外出」の原語は "cultural engagement"。 「文化的活動」と訳せば良さそうだが、例として挙げられているのが博物館・劇場・映画館など外出を伴うものばかりであり、"cultural engagement" の説明に「ささやかな身体活動」と入っているので、読書のように自宅で行う活動は含まないと判断して「文化的外出」と訳した。
12月13日(木)
気分改善効果を期待できる食生活。 18の研究の結果をまとめたシステマティック・レビューによると、DASHダイエット・植物性食品を中心とする食生活・ケトン食パレオ・ダイエットなどに気分を改善する効果が期待できる可能性がある。 ただし、この結果は確定的なものではない。 (Psychiatry Research
ふくらはぎの太さと転倒リスクと身体活動量。 スウェーデンに住む70才以上の男女 2,214人を1年間にわたり調べたところ、脹脛(ふくらはぎ)の筋肉の密度が低い人は転倒のリスクが高かった。 そして、中程度以上の激しさの身体活動の量が多いと脹脛の筋肉の密度が高かった。 軽い身体活動の量と脹脛の筋肉の密度との間には関係が見られなかった。 (Bone
握力低下と認知症リスク。 60~79才(平均68才)の日本人男女835人を24年間にわたり追跡した調査で、中年(平均53才)以降の15年間のうちに握力が著しく低下したグループは、握力が強くなったグループや握力に変化がなかったグループに比べて、認知症になるリスクが51%高かった。 九州大学の研究。(Journal of Epidemiology
12月12日(水)

特定の食品を無性に食べたいという状態を「フード・クレイビング」という。 特定の食品を無性に食べたくて仕方ないことをフード・クレイビング(food craving)というが、28の研究の結果をまとめたレビューによると、食生活・身体活動習慣・処方薬の使用状況などが変わるとクレイビングに変化が生じる可能性がある。

レビューの主な結果は次のようなものだ: 体重が減るとクレイビングが低下する、運動によりクレイビングが増加する恐れがある、クレイビングが体重増加の原因に占める割合は11%、クレイビングは肥満者用の薬(フェンテルミンなど)の多くにより低下する。

研究者によると、フード・クレイビングを治すには問題となる食べ物を食べる量を減らそうとするよりも、そうした食べ物を完全に避けるほうが効果的だ。 (ルイジアナ州立大学
12月8日(土)

柑橘類の摂取量と胃ガンのリスク。 15のケース・コントロール研究(胃ガンの症例数は 6,340件)を用いたプールド・アナリシスで、柑橘系の果物の摂取量が最少の場合に比べて最大の場合には胃ガンのリスクが20%低かった。 3食分/日までは摂取量が多いほどリスクが低下した。

ただし過去に行われた一部のコホート研究では、柑橘類と胃がんリスクとの間に関係が見られないという結果になっている。 (International Jounral of Cancer
マグネシウム摂取量と肥え具合の関係。 メキシコに住む20~65才の男女 1,573人を調べたところ、摂取カロリー 1,000kcal/日あたりのマグネシウム摂取量が10mg増えるごとにBMIが0.72%およびウェスト・サイズが0.49cm小さかった。 (Nutrition Journal
12月7日(金)

コーヒー1杯分相当のクロロゲン酸で爽快な朝を迎えよう。 花王(日本)などの研究グループが、30~54才(平均43才)の男性16人にコーヒー由来のクロロゲン酸300mg/日を含有する飲料を13日間にわたり飲用させてクロロゲン酸飲料を飲まない13日間と比較したところ...

クロロゲン酸を摂取した13日間には、摂取を開始した翌週の半ばから睡眠の質起床時の疲労感に改善が見られるようになった。

コーヒーのクロロゲン酸含有量は1~2杯あたり300~600mgと推定されている。(Food Science & Nutrition

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ナッツ類摂取量と死亡リスクとか。 ナッツ類の摂取と健康との関係を調べたメタ分析で、ナッツ類の摂取量が多い場合には少ない場合に比べて死亡リスクが20%ほど低かった(50万人ほどのデータに基づく。ピーナッツを含む)。

コレステロール値や血管機能もナッツ類摂取量が多いほうが良好だった。 ナッツ類摂取量と2型糖尿病リスクとの間には関係が見られなかったが、ナッツ類摂取量が多いと血糖値は低かった。 ナッツ類摂取量と体重の間にも関係が見られなかった。 血圧に関しては研究により結果の方向性が異なった。 (Nutrients
12月6日(木)

低糖質の食生活で運動能力が低下する恐れ。 低糖質の食生活を3年間以上(平均3.6年間)続けているという中年男性12人と食生活が普通ので年齢層やBMIにおいて釣り合う男性12人を対象に、過去7日分の食生活に関するアンケート調査と運動能力の検査を行ったところ...

低糖質の食生活を続けていたグループは運動能力(自転車での運動量や心肺機能など)が損なわれており、血中脂質の状態もあまり良くなかった。 (Nutrinets
睡眠時間が長すぎるのは良くないかも。 21ヶ国に住む11万6千人超を7.8年間前後にわたり追跡した調査で、心臓病・脳卒中になったり死亡したりするリスクが、睡眠時間が6~8時間の場合に比べて、睡眠時間が9~10時間の場合には17%、10時間超の場合には41%、それぞれ高いという結果だった。 睡眠時間が6時間以下の場合にも9%のリスク増加だったが統計学的な有意性が微妙(95% CI: 0.99–1.20)だった。 (European Heart Journal

食生活と骨折リスク。 2018年5月末までに発表された31の研究(コホート研究18、横断研究12)のデータを用いたメタ分析で...

食生活が健康的である(野菜・果物・魚・脂身の少ない鶏肉・豆類・ナッツ類・全粒穀物をよく食べ、飲み物は水)男性は健康的でない男性に比べて骨折のリスクが19%低いが、

食生活が欧米的である(牛肉・豚肉・加工肉・皮付きの鶏肉・内臓肉・食用油・ソフトドリンク・ハンバーガー・ホットドッグ・アイスクリーム・ドーナッツ・マーガリン・バターをよく食べる)場合には欧米的でない場合に比べて骨折のリスクが男性では10%および女性では8%高いという結果だった。

また男女ともに、食生活が欧米的だと骨密度が低いことが多く、健康的だと骨密度が高いことが多かった。 (Nutrinets
中高年者のタンパク質摂取量と転倒リスク。 60才以上の男女 2,464人を 2008~2010年から 2012年末まで追跡した前向き調査で、中高齢者のタンパク質摂取量と転倒リスクとの間に関係見られなかった。 ただし、過去1年間のうちに体重が不本意に4.5kg以上減った人に限ると、タンパク質摂取量が多いと転倒リスクが低いという傾向が見られた。 (Journal of the American Geriatrics Society
12月5日(水)

地中海食または完全菜食を4週間続けた結果。 18~35才の男女24人を2つのグループに分けて、一方のグループにメディテラネアン・ダイエット("MD")を、そしてもう一方のグループにビーガン・ダイエット(動物性食品を一切摂らない。"VD")を4週間にわたり続けさせたところ...

MDを続けたグループでは微小血管機能(microvascular function。心臓病・脳卒中のリスク要因)が改善された。 VDを続けたグループでは総コレステロール値が改善され体重が減った(平均73kg→72kg)。 (Nutrients

食生活の炎症性が低い高齢者は自立した生活で長生きしやすかった。 東北大学などの研究グループが、日本に住む70才以上(平均75才)の高齢者793人(男性47%)を12年間にわたり追跡したところ...

食事炎症指数(DII)スコアが最高のグループ(食生活が不健康である)は最低のグループに比べて、死亡するか心身の機能に障害(日常生活への支障)が生じるかするリスクが26%高かった。 (Nutrients
12月4日(火)

緑茶に乳ガン予防の効果?(メタ分析) 緑茶の飲用と乳ガンのリスクとの関係を調べた13の研究のデータを分析したメタ分析で、緑茶の飲用量が最大のグループは最少のグループに比べて、乳ガンのリスクが15%低いという結果だった。

データに含まれる人数は13の研究の合計で16万人超。 13の研究のうち8つがコホート研究で、残りの5つはケース・コントロール研究。 13のうち12の研究が日本や中国で行われた。残りの1つは米国。

乳ガンの再発リスクに関して、今回のメタ分析に用いられたコホート研究の大部分では緑茶の飲用量が多いとリスクが低いという結果になったが、ケース・コントロール研究のほうではそのような結果とならなかった。

各研究で採用された飲用量の単位がバラバラであるため、乳ガン予防のためにどれぐらいの量を飲めば良いのかという具体的な数字は出せない。

緑茶に乳ガン予防の効果があるとすれば、それは緑茶の成分であるポリフェノールなどのおかげかもしれない。 これまでに複数が行われた実験的研究によると、ポリフェノール類に慢性炎症や酸化ストレスを軽減する作用やガン細胞の成長・増殖・拡散を阻害する作用があるかもしれない。(Nutrients
緑茶を飲む習慣がある中国人は2型糖尿病になりやすかった。 中国に住む男女12万人弱を10年間以上にわたり追跡した調査で、緑茶を飲む習慣がある人は習慣が無い人に比べて2型糖尿病になるリスクが20%高かった。 緑茶の飲用量が多いほどリスクが高いという関係も見られた。(International Journal of Epidemiology

ナッツ類は実はダイエットに向く食べ物かもしれない(レビュー) ペンシルバニア州立大学などの研究グループがまとめたレビューによると...

アーモンドやクルミなどのナッツ類はカロリーが高いためダイエットには向かないのではないかと考えられがちだが、実際には、この考えを裏付ける科学的なデータは存在しない。 ナッツ類は体重が増えるどころかダイエットに利用できる可能性すらある。

ナッツ類は次のような理由でダイエットに効果を発揮すると考えられる: 食欲の抑制・熱産生(カロリー燃焼)量の増加・含有エネルギーの吸収されにくさ・含有成分の抗肥満作用・腸内細菌の機能改善。 (Current Developments in Nutrition
12月2日(日)
味噌や醤油の摂取量と高血圧リスク。 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(日本)が20才以上の日本人男女2万6千人弱(男性1万人)を調べたクロス・セクショナル研究で、味噌や醤油の1日あたりの摂取量と高血圧の有病率との間に関係が見られないという結果だった。 味噌や醤油が含有する大豆由来の成分のおかげで、塩分の摂取量が多くても高血圧になりにくいのかもしれもない。(Nutrients
12月1日(土)
魅力的な異性と食事すると摂取カロリーが少なくなる? 被験者たちに色々なシチュエーションで食事をさせるという試験を行ったところ、独身で恋人もいない人が異性と食事する場合には、男性でも女性でも、食事相手の異性が魅力的であるほどに注文する料理のカロリーが少なくなる傾向にあった(「傾向にあった」という言い方からして、たぶん統計学的に有意な結果ではなかった)。 (Appetite

運動習慣と様々なガンの死亡リスク。 ガン患者 5,807人(ガンの種類は様々)を調べた Roswell Park Comprehensive Cancer Center(米国)などによる研究(たぶん前向きコホート研究)で、ガンと診断される前も診断された後も運動(余暇に行う身体活動)をする習慣がなかったグループに比べて、ガンと診断される前後に一貫して運動習慣があったグループはガンで死亡するリスクが36%低かった。 ガンと診断されてから運動習慣を始めたグループでも28%のリスク低下だった。

運動の頻度が週に3~4回の場合に死亡リスクが最も低かったが、1~2回の場合にも死亡リスクが下がっていた。 (Cancer Causes & Control