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医療・健康 3行半ニュース(2017年7月)

7月29日(土)
学校の成績が優秀な子供は生活習慣が健康的。 カナダに住む11~15才の子供2万8千人を対象にアンケート調査を行ない、その結果を分析したところ、学校の成績が優秀な子供は野菜と果物の摂取頻度が高い・朝食と夕食を家族と食べる・運動習慣があるといった具合に生活習慣が健康的であることが多かった。 逆に、学校の成績が良くない子供は、ジャンクフードを食べる・睡眠時間が不適切・太っているといった項目に該当することが多かった。("Plos One"
運動に免疫機能を若々しく保つ効果? バース大学(英国)などの研究者が "Oxidative Medicine and Cellular Longevity" 誌に発表した論文によると、有酸素運動を習慣的に行うことで、加齢による免疫機能の老化に歯止めをかけて、感染症やガンなどになったり、こうした疾患で死亡したりするリスクを下げられる可能性がある。
7月27日(木)
人生を健やかに長く楽しむための3つの条件。 米国人を調べた研究で、50才以上の人が ①喫煙歴が無い、②肥満ではない、③お酒を少し飲む習慣があるという3つの条件を満たしていると、平均寿命が平均的な米国人に比べて7年長く、身体に障害が生じるのが6年遅いという結果。("Health Affairs"
7月26日(水)
胸焼けの薬「PPI」で認知機能は下がらない? プロトンポンプ阻害薬(PPI)というタイプの胸焼けの薬により認知機能が下がる恐れが指摘されているが、米国人女性1万4千人弱の9~14年間という長期間にわたるデータを分析したところ、PPIを使用していても認知機能は下がらないという結果だった。 むしろH2ブロッカーで認知機能が低下していたが、研究チームはこの点に関しては結果を鵜呑みに出来ないと述べている。("Gastroenterology"
7月23日(日)
ステージ4の乳ガン患者であっても運動習慣により生存率が向上。 乳ガン患者100人超(ほぼ全員がステージ4の乳ガン患者)を対象に、過去1週間における身体活動量に関するアンケート調査を行ったのち生存状況を追跡調査(期間は不明)したところ、身体活動を毎日1時間以上行う患者は身体活動にかける時間が1時間未満/日の患者よりも死亡リスクが低かった。 中程度の激しさの身体活動を毎日1時間行うと死亡リスクが23%低下するという計算になる。("Cancer Nursing"
7月6日(木)
植物性の食品の摂取量が多いとテロメアが長い。 ただし女性のみ。 中国に住む25~65才の男女553人(50.8%が男性)を対象に、食生活に関するアンケート調査とテロメアの長さの検査などを行ったところ、女性に関してのみ、植物性の食品を中心とする食生活を送っている場合にテロメアが長いという関係が認められた。 植物性の食品を中心とする食生活では、果物・野菜・全粒穀物・乳製品・ナッツ類・卵・お茶をよく摂る。("Clinical Nutrition"
7月4日(火)
ジェネリック医薬品も競争がなければ値段が上がる。 米国の研究チームが 1,120種類のジェネリック医薬品の価格の 2008~2013年(5.5年間)における変動を調査したところ、市場競争が最も激しいカテゴリーのジェネリック医薬品では調査期間中に価格が32%下がっていたのに対して、市場競争が最も緩い(1社が市場を独占している)カテゴリーのジェネリック医薬品では価格が47%上がっていた。 市場を2社で独占している場合には12%の価格下落。 市場競争の激しさと価格変動との関係は、価格帯が高い薬よりも価格帯の安い薬で顕著だった。("Annals of Internal Medicine"
胸焼けの薬「PPI」で死亡リスクが増加。 プロトンポンプ阻害薬(PPI)を処方された 275,933人とH2ブロッカーを処方された 73,355人とで5年間における死亡リスクを比較したところ、PPIのグループはH2ブロッカーのグループに比べて死亡リスクが25%高かった。 服用期間が30日間の場合には両グループの死亡リスクに差はなかったが、1~2年間にわたり服用を続けた場合にはPPIグループのほうが50%近くも死亡リスクが高かった。("ワシントン大学"
7月2日(日)
「自分は貧しい」という認識が喫煙の引き金に? 18~34才の青年 3,364人を調査した米国の研究で、学歴や世帯収入などの社会経済的状態と3種類の喫煙リスク(①喫煙歴の有無、②過去30日間に喫煙したか否か、③毎日喫煙しているか否か)との関係を調べたところ、世帯収入(客観的な裕福度)と喫煙リスクとのあいだに関係は見られなかった一方で、主観的な経済状態が悪い(自分が貧乏であると思っている)と①喫煙歴があったり、②過去30日間のうちに喫煙しているリスクが高いという結果だった。("Preventive Medicine"