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医療・健康 3行半ニュース

10月21日(日)

ジャガイモで高血圧のリスクは増えない? スペイン在住の成人男女を4年間ほどにわたり追跡調査した2つのコホート(集団)を分析した研究で、ジャガイモの摂取量が多くても高血圧になるリスクに差はないという結果になった。 ジャガイモの摂取量は一方のコホートでは82g/日で、もう一方のコホートでは53g/日。(Journal of Nutrition

以前の研究に「ジャガイモをよく食べる人は高血圧になりやすい」という結果になったものがある。 ジャガイモに豊富に含まれるカリウムは高血圧の予防に有益であると考えられるが、ジャガイモは他の野菜に比べてグリセミック指数が高く血糖値が上がりやすいため、高血圧を引き起こしやすいとも考えられる。 ジャガイモと高血圧リスクとの関係にはジャガイモの調理方法も影響するかもしれない(フライド・ポテトにして食べるとリスクが上がりやすい恐れ)。
10月15日(日)
大気汚染物質を1%軽減するのに中国人が「負担しても良い」と考える金額。 中国全土を対象に行われた調査で、大気汚染物質PM2.5を1%軽減できるなら毎年42ドルを負担しても良いと人々が感じていることが明らかになった。 42ドル(現時点のレートで約 4,700円)という金額は、中国の1人当たりの家計収入の1.8%にも相当する。(Ecological Economics
10月11日(水)

睡眠不足が日本にもたらす経済的な損失は 1,000億ドル前後。 米国のシンクタンクであるランド研究所が2015年と2016年のデータに基づき行った推算によると、睡眠不足が日本にもたらす経済的な損失は880億ドル~1,380億ドル(GDPの1.86~2.92%に相当)にも達する。 調査対象となったOECD五カ国(米国・英国・日本・ドイツ・カナダ)のなかで、日本の損失額はトップ

睡眠不足による損失額は年々増加してゆき、2030年には 1,010億~1,560億ドル(GDPの2.14~3.30%に相当)に達すると予測される。

睡眠不足は、健康や精神面への悪影響・生産性の低下・交通事故などの事故・医療ミスなどを介して経済的な損失を引き起こす。(RAND Health Quarterly
10月4日(水)
適度な運動が健やかな眠りをもたらす。 平均年齢48才の男女 3,763人を対象に運動習慣と睡眠状況に関するアンケート調査を実施したところ、運動量(*)が中程度の場合にのみ運動習慣がない場合に比べて睡眠障害(†)であることが少なかった。 運動量が少ない場合や多すぎる場合には、運動習慣がない場合と睡眠障害の発生率に違いが見られなかった。 この結果から、健やかに眠るには適度に運動するのが良いと思われる。(Journal of Sports Medicine and Physical Fitness

(*) 運動の頻度、時間の長さ、激しさ。

(†) 睡眠の質が低い、睡眠のリズムが狂っているなど。
10月2日(月)
父親がいないと初潮を迎える時期が早まるということはない。 これまでの研究で、父親がいない女の子は初潮の訪れる時期が早いことが示されているが、インドネシアに住む15才以上の既婚女性1万1千人超を調査した研究で、父親の存在/不在と初潮を迎える時期とのあいだに関係はないという結果になった。この研究は従来の類似研究よりも高品質。(Human Nature
大気汚染の肺への悪影響は野菜や果物で緩和できる? 50才超の男女2万9千人を調査した中国の研究で、野菜や果物をよく食べる人は大気汚染の肺機能(肺活量など)への悪影響が少ない(大気汚染のひどさと肺機能の低さとの関係が弱い)という結果だった。(Environmental Research