医療・健康 3行半ニュース(2018年1月)

1月14日(日)

食べるペースが遅い佐渡市民は塩分摂取量が少ない。 新潟県の佐渡市に住む男女8千人弱を対象に行われた調査で、食事を食べるペースが遅い人は塩分摂取量が少ないという結果だった。 食事ペースが速い人と普通の人との比較では塩分摂取量に明確な差が見られなかった。 食事のペースはアンケート調査により調べた。 塩分摂取量は尿検査の結果から推定した。(Internal Medicine

これまでの研究では、太っている人あるいは血圧が高い人は食事ペースが速いことや、太っている人は塩分摂取量が多い傾向にあることが示されている。
1月12日(金)
IBDの症状がひどくない患者に運動はたぶん有益。 これまでに発表された研究データに目を通したところ、クローン病や潰瘍性大腸炎といった炎症性腸疾患(IBD)の患者にとって運動は理論上は免疫系にとって有益であると考えられる。 また、IBDの症状が軽度~中程度であれば、運動によりIBDが悪化する恐れは無いと思われる。 データが乏しいながらも、運動によりIBD患者の症状・生活の質・骨密度・疲労感が改善される可能性も示されている。 IBD患者にとって適切な運動量や運動の激しさに関しては今後の研究で調べる必要がある。(Clinical and Experimental Gastroenterology
1月11日(木)
自宅で血圧を測定するのは朝がよい。 日本に住む50~89才の高血圧患者49人が酸化した調査で、自宅で自動血圧計を用いて朝・夕食前・就寝前に最高血圧を測ったところ、朝に測った数値が正し値に最も近かった。(Journal of Clinical Hypertension
1月7日(日)
噛む力が強い高齢者は認知機能が良好。 日本に住む70~80才の高齢者2千人弱を調べた研究で、残っている歯の数が多かったり噛む力が強かったりする人は認知機能が良好であるという結果だった。 緑黄色野菜の摂取量が多い場合にも認知機能が良好だったことから、噛む力と認知機能との関係には食生活も関与している可能性がある(噛む力が弱いと健康的な食品を食べにくいなど)。(Plos One
1月2日(火)
カモミールで母乳が出やすくなる? ハーブの一種であるカモミールを摂取して数時間後に母乳がよく出ることに気づいた女性のケースが "The Journal of Maternal-Fetal & Neonatal Medicine" に報告されている。 カモミールはいくつかの目的で妊娠中や授乳中に摂取されることがあるが、カモミールが母乳の出に影響することはこれまでに報告されていない。 カモミールで母乳が良く出るのだとすれば、授乳中におけるカモミール摂取の安全性を調べることがいっそう重要となる。