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医療・健康 3行半ニュース(2016年12月5日~6日)

12月6日(火)
統合失調症の患者にとってタバコは脳のクスリ。 タバコの成分であるニコチンに統合失調症に見られる認知機能のトラブルを緩和する作用のあることが明らかになった。 統合失調症患者の喫煙率が90%と異様に高い(一般平均は20~23%)のも、このためだと考えられる。 研究者によると「統合失調症の患者にとってタバコは医薬品」に相当する。 (ビクトリア大学
高齢女性は太っていると尿漏れのリスクが2倍。 70~79才の女性 1,500人近くを調査したところ、最も太っているグループは最も痩せているグループに比べて、切迫性尿失禁ストレス性(腹圧性)尿失禁両方のリスクが2倍以上高くなっていた。 体重が5%以上減った女性では、ストレス性尿失禁についてのみリスクが下がっていた。("Journal of the American Geriatrics Society"
わずかな喫煙でも早死にのリスクが1.6倍。 1日あたりの平均喫煙量が1本未満でも早死にのリスクが64%増加する。1~10本の場合は87%のリスク増加。 比較対照は喫煙歴がない人。 リスク増加に著しく寄与していたのは肺ガンで、1日1本の喫煙で肺ガンにより死亡するリスクが9倍に増加。 1~10本/日だと肺ガン死亡リスクは12倍。 禁煙が早いほど早死にリスクが下がる。 米国立がん研究所の研究。 ("JAMA Internal Medicine"
12月5日(月)

心拍数が多いと死亡リスクが増加。 18才以上の男女1万7千人ほどの安静時の心拍数を測定したのち6年間近くにわたり生存状況を追跡調査したところ、高血圧の人では安静時の心拍数が1分間あたり80回を超えると心血管疾患による死亡リスクが増加していた。 血圧が普通の人では安静時心拍数が90回/分を超えると死亡リスクが増加していた。 リスク増加の程度は不明。 中国の研究。 ("Journal of Cardiology"

米国心臓協会によると、安静時における正常な心拍数の範囲は60~100回/分程度。 2013年にも類似研究が発表されている。
マグネシウム摂取量と鬱病リスクとの間に関係見られず。 1万6千人近くのスペイン人男女を10年間ほど追跡調査した研究で、マグネシウム摂取量と鬱病発症リスクとの間に統計学的に有意な関係が見られなかった。 研究の一環として行われたシステマティック・レビュー(過去に行われた複数の類似研究のデータを分析する)でも同様の結果となった。 ("Magnesium Research"