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医療・健康 3行半ニュース(2月1日~11日)

2月11日(土)
アルツハイマー病に腸内細菌が関与?

1. アルツハイマー病(に相当する病気)を発症しているマウスと健康なマウスとで腸内細菌を比較したところ、腸内細菌の種類構成に違いが見られた。

2. 腸内細菌を持たない無菌マウスでは、アルツハイマー病患者の脳に蓄積するβアミロイドという毒性タンパク質のプラークの量が少なかった。

3. 無菌マウスに、アルツハイマー病のマウスの腸内細菌または健康なマウスの腸内細菌を移植したところ、アルツハイマー病のマウスの腸内細菌を移植した場合には、健康なマウスの腸内細菌を移植した場合よりも元無菌マウスの脳に蓄積するβアミロイドのプラークの量が多かった。("Scientific Reports")
2月10日(金)

指圧が睡眠の質の改善に効果。 台湾に住むお年寄り62人を2つのグループに分けて、一方のグループにのみ8週間にわたり週に3回(1回は約24分)指圧を行った(もう一方のグループにはツボを1cmずらした偽の指圧を行った)ところ、睡眠の質が向上した。 ("Journal of the American Geriatrics Society")

(眠るためのツボ→ 不眠がラクになるツボ不眠症に効く手のツボ
2月2日(木)

服用している薬の数が多いと虚弱になりやすい。 57~84才のドイツ人男女3千人超の11年分のデータを用いて、服用している薬の数と3年以内に虚弱になるリスクとの関係を計算したところ、服用している薬が5種類未満のグループに比べて、5~9種類の薬を飲んでいたグループは1.5倍、10種類以上の薬を飲んでいたグループは1.9倍のリスク増加だった。("Journal of the American Geriatrics Society")

虚弱とは不本意な体重の減少・疲労感・活動量の低下・動作の鈍化・握力低下などが見られる状態のこと。 虚弱な高齢者では入院や死亡のリスクが増加する。
2月1日(水)

大気汚染で認知症のリスクが増加。 米国に住む65~79才の女性 3,647人のデータを調べたところ、大気汚染の指標の1つであるPM2.5による大気汚染レベルが米国環境保護庁の定める基準を超える場所に住んでいる女性は、総合的な認知機能が低下するリスクが81%、そして認知症になるリスクが92%高かった。 リスクの増加は、アルツハイマー病になりやすい遺伝子(ApoE-e4対立遺伝子)の持ち主で顕著だった。("Translational Psychiatry")

PM2.5は粒子状物質(particulate matter)の1種。 PMは、粒子のサイズによってPM2.5やPM10などに区分される。 PM2.5の発生源は火力発電所・工場(ディーゼルとガソリン両方)・自動車・バイクの排気ガス、道路・タイヤ・ブレーキの磨耗により生じる粉塵、焚き火~森林火災など。