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医療・健康 3行半ニュース(3月23日~29日)

3月29日(水)
ビタミンD+カルシウムのサプリメントに閉経後女性のガンを予防する効果はない。

55才以上の閉経後女性 2,303人を2つのグループに分けて一方のグループにのみビタミンD(2,000IU/日)およびカルシウム(1,500mg/日)を4年間にわたり服用させるという臨床試験で、ビタミンD+カルシウムのサプリメントに各種のガン(非メラノーマ性の皮膚ガンは除く)のリスクを低下させる効果は無いという結果。

研究チームによると、ビタミンDのサプリメントにガン予防の効果が無いという結果になったのは、サプリメント服用開始前の時点で被験者のビタミンD血中濃度が米国の平均に比して高い水準にあったためかもしれない(ビタミンDの不足を補うのであれば効果があったかもしれない)。("JAMA"
3月26日(日)
ヨーグルトは心臓病や脳卒中の予防に効果なし。 9つの前向き研究の30万人分近くのデータを用いたメタ分析で、ヨーグルトの摂取量が多い場合と少ない場合とで心血管疾患(心臓病や脳卒中)のリスクに差がないという結果だった。("Nutrients"
3月24日(金)
運動習慣がパーキンソン病患者に有益。 3408人のパーキンソン病患者を2年間にわたり追跡調査した研究で、週に150分間の運動を行う習慣がある患者は、運動習慣がない患者に比べて生活の質や移動能力の低下幅が小さかった。 1週間あたりの運動時間を30分増やすのも有益だった。 ("Journal of Parkinson's Disease"
3月23日(木)
肺も血液の生産に関わっていた。 マウス実験で、①骨髄ではなく肺が血小板(血液の成分で血液を凝固させる作用がある)の半分以上を生産していること、そして②肺にも血液幹細胞が存在し骨髄の機能が損なわれたときに骨髄へと駆けつけて様々な血液細胞の生産を助けることが明らかになった。 ("Nature"