楽天的だと健康に年を取りやすい?

(2019年3月) ハーバード大学の研究グループが楽天性と健康な老化との関係を調べた結果を "American Journal of Epidemiology" に発表しています。
著者: Eric S Kim et al.
タイトル: "Optimism and Healthy Aging in Women and Men"

これまでの研究では、楽天的な人は生活が健康的であったり、慢性疾患のリスクが低かったり、死亡リスクが低かったりすることが示されています。

研究の方法

米国に住む男女 5,698人を対象に、性格が楽天的かどうかを調べたのち6~8年間にわたり健康的に年を取れているかどうかを調べました。

次の3点のすべてに該当する場合を「健康的に年を取れている」とみなしました:
  1. 主要な慢性疾患を患っていない。
  2. 認知機能に障害が生じていない。
  3. 身体機能が良好である。

結果

社会人口統計学的な要因(たぶん性別・年齢・人種・年収・学歴など)と抑鬱の有無を考慮しつつデータを分析したところ、最も楽天的だったグループは最も悲観的だったグループに比べて、健康的に年を取れることが24%多いという結果でした。

健康的な行動(たぶん運動とか)まで考慮して分析しても、ほぼ同じ結果でした。